こんにちは、理系しまびとです。
特に理系学生に多い「海外に興味がある!でも、英語ができない」という人に向けて書いた記事です。
こんな方に読んでほしい
- 英語ができないけど、海外インターンシップできるの?と疑問に思っている人
- 英語が苦手だけど海外に興味がある人
- 海外インターンシップに興味がある人
- 海外旅行よりキャリアに繋がる海外経験がしたい人
この記事をすべて読んでいただければ、
・海外インターンシップの種類を知ることができる。
・海外インターンシップを探す方法がわかる。
・英語ができなくても海外インターンシップを実現するまでのステップがわかる。
僕はもともと地方高専出身で英語を話す必要もなく、英語が全くできない人間でした。
一歩ずつ踏み出し、数週間以下の短期海外インターンシップを3回、2か月間のインターンシップを1回、計3回の海外インターンシップを経験しました。
この経験のおかげで価値観が変わったり、世間に対する見方が変わったりしたことで、自分の可能性は格段に広がりました。
一人でも多くの人に、まずはじめの一歩を踏み出してほしいと願ってこの記事を書きました。
もくじ
英語ができない人でも海外インターンシップができるか
「海外に行ってみたい」「日本の環境から出てみたい」「海外インターンシップしてみたい!」という気持ちや熱意さえあれば、実現できる可能性は十分にあります。
英語ができなくても可能性はある
結論は、あなたが英語ができないと感じていてもできる可能性は十分あります。
いつまでに海外インターンシップしたいですか?
まず日本の義務教育を受けている時点で、ある程度の英語はできると思ってください。
My name is..., I have...., I want to...., I do not know ..... など、基礎的な英語はほとんどの人ができますよね。
もし本当に英語ができない人でも、1か月間あれば英語ができない状態からちょっとは話せようになります。
興味があるひとはこちらの記事も合わせて読んでみてください。
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特に海外インターンシップで人気の東南アジアでは、ある程度英語は通じます。
日本の中学・高校英語の基礎がわかっていれば、時間はかかったり理解してもらえないことがあるかもしれませんが、現地で旅したり生活できるレベルにあります。
実は海外インターンシップと言っても日系企業で募集していることもあり、社内ではほぼ日本語という場合もあります。
業務内容によっては、基礎的な英語と熱意されあればOKという場合もあると思います。
海外インターンシップが見つかるかどうかは、あなたのスキルと受け入れ先の企業さん次第なところがあります。
例えば、プログラミングスキルを求めている企業さんで、あなたが「プログラミングはできて英語はできない。でも、英語もできるようになりたいから海外インターンシップしたい!」ということであれば、受け入れてくれる企業さんがいる可能性も十分あるでしょう。
専門知識を持っている理系学生(とくにソフトウェアやプログラミング関係)や語学力のほかにスキルを持っている学生は、英語ができなくても実現性は高いです。
英語ができないと思っていても、普通の日本人並みの基礎英語ができていれば海外インターンシップを実現する可能性はあります。
英語ができないとインターンシップの種類が限られる
ただ、英語が流暢に話せない人や英語力が低い人は、選べるインターンシップの種類が限られます。
現地の人を採用している企業で社内でも英語を使う機会が多いインターンシップ、営業や現地の人の触れ合う機会が多いインターンシップでは、その業務に似合った英語力が求められます。
例えば、レストランであれば、決まったフレーズでメニューさえ聞き取れれば働かせてくれるかもしれません。
逆に、企業のクライアントに営業に行くような業務では、丁寧なビジネス英語が求められます。
このように、海外インターンシップの業務内容や受け入れ先によって求められる英語力は異なります。
まとめ
英語ができると選択肢が広がる。
しかし、英語ができないと海外インターンシップが絶対に見つからないわけではない。
海外インターンシップの探し方
早速、僕や僕の友人が実際に利用させて頂いている海外インターンシップを探せる企業さんや団体、サービスを紹介します。
インターネットで探せばいくつも出てきますが、僕がおすすめできるものだけに厳選しています。
すぐに海外インターンシップをすることにならなくても、
・どんなインターンシップがあるのか
・どんな要件があるのか
・どんな国でできるのか
などに注目してみてみると、挑戦したい海外インターンシップが明確になり、今後の目標も立てやすくなると思いますので是非チェックしてみてください。
一概には言えませんが、英語に自信がない人でも挑戦しやすいものから3つだけ紹介しますね。
海外インターンシップのタイガーモブ
まず一つ目はタイガーモブさんです!
世界35カ国から約250件(2019年8月現在)のインターンシップを用意しています。
その分野は飲食関係からIT企業まで様々です。
きっと気になるインターンシップが見つかると思います。
参加費用はありますが、英語ができない人も挑戦しやすいインターンシップが多くあります!
また、期間も短期から長期まで選択が幅広く、学生に合わせて長期休暇に海外視察プログラムがあり、学生にも優しいインターンシップがたくさんありますよ。
旅費や給与を出してくれるインターンシップ先もあるので、実質無料や格安でインターンシップをすることも可能です。
まずどんなインターンシップがあるかだけでも、見てみるといいと思います。
HPを見ているだけでもワクワクしますよ♪
Wantedly
Wantedlyさんは、国内のインターンシップに加えて、海外インターンシップの掲載もあるという感じです。
日系企業の海外インターンシップもありますよ。
比較的IT関係の募集が多いので、特にソフトウェアやプログラミングのスキルをお持ちの方にお勧めです。
IAESTE
IAESTEは理系に特化したインターンシップを提供していて、企業でのインターンシップから大学でのインターンシップもあります。
研究インターンシップがしたい理系学生におすすめです。
定期的に大学で説明会をしていますので、気になる方は足を運んでみてくださいね。
GlassdoorとLinkedIn
こちらは就職活動を目的にしたものが多く求められるレベルも高いですが、どんな職種がどんな要件で募集されているのか見てみるだけでも勉強になると思います。
こちらのインターンシップは、3か月以上のインターンシップで大企業が募集しているもの多いです。
上記の2つのサービスでは東南アジアが多い印象ですが、欧州や北米で有給の勤務がほとんどです。
僕自身も数年後に挑戦したいと思っていて、定期的にチェックしています!
筆者がおすすめできる方法まとめ
- タイガーモブ
- Wantedly
- IAESTE
- GlassdoorやLinkedIn
英語ができない人が実現する方法
英語ができない人が海外インターンシップを実現する方法は大きく3つです。
- 英語力を問わない海外インターンシップを探す
- 語学学校に行ってから海外インターンシップをする
- 国内で英語力をつけてから海外インターンシップをする
それぞれのメリットとデメリットをお教えしますね。
英語力を問わない海外インターンシップ
一番早くて手っ取り早い方法が、英語力を問わない海外インターンシップを探すことです。
前述しましたが、選べる海外インターンシップが限られ、無給の場合も多いです。
どこにいっても全く英語を使わないことはないので現地でのストレスも感じると思います。
インターンシップの種類にもよるのですが、短期でも可能だと思います。
考えるのは後!とにかく行動する!というタイプの人にはおススメです。
メリット
すぐに海外インターンシップができる
比較的短期でも可能
デメリット
選択肢が限られる
無給の場合も多い
言語の壁による現地でのストレスが心配
語学学校に行ってから海外インターンシップをする
語学学校に行ってから海外インターンシップやワーキングホリデイをする学生もいます。
東南アジアは比較的安価ですが、語学学校には費用がかかります。
一旦英語をつけることができれば、有給の海外インターンシップやワーキングホリデイなどお金をもらいながら働くチャンスが高まります。
一概にデメリットとは言えないかもしれませんが、全体的に長期になってしまい休学して行う人がほとんどです。
ある程度経済的に余裕があって、休学しても構わないという人におススメです。
メリット
比較的多くのインターンシップを選べる
有給インターンシップやワーキングホリデイのチャンスが高まる
デメリット
語学学校に費用がかかる
長期の場合がほとんど
語学学校を考えているのであれば、スクールウィズというサービスがおすすめです。
とにかく多くの語学学校があり、いろいろな都市や国から比較することができます。
国内で英語力をつけてから海外インターンシップ
最後に、国内で英語力を十分につけてから海外インターンシップに参加する方法です。
現時点の英語力にもよりますが、実現するのに長い期間がかかってしまうのが欠点です。
しかし、圧倒的低コストで、場合によっては有給インターンシップで無料またはプラスになる可能性もあります。
経済的に余裕がなく、いますぐに行く必要はないけどいつか挑戦したいという方におススメの方法です。
メリット
比較的多くのインターンシップを選べる
有給インターンシップのチャンスが高まる
低コスト
デメリット
実現するのに時間がかかる
国内で英語力をつける方法については、こちらの記事も合わせて読んでみるといいと思います。
僕は経済的に余裕がなかったので、国内で海外でも通用する英語力を身に着けて海外インターンシップや留学を実現させました。
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比較的短期間で成果を出すためには、オンライン英会話が一番おすすめです。
DMM英会話やレアジョブは無料体験を実施している(2019年8月現在)ので、チェックしてみてください。
いずれにしても、まずは行動です!
最後に
英語ができない人に向けての記事でしたがいかがでしたか。
英語ができないと思っているだけで、実は英語ができる人がほとんどです。
ただ会話になると時間がかかってしまうだけです。
語学学校に行くとしても国内で英語を習得するとしても、その気になれば誰でも数か月で日常会話レベルまで到達することができると思います。
最後まで記事を読んで下さってありがとうございます。
応援しています。
是非、相談や感想でもいいのでTwitterやコメントでいつでも声をかけてくださいね。