こんにちは、このブログを運営している理系しまびとです。
投資でお金が簡単に増えればいいな〜なんて思っている人はいませんか?
特にお金持ちの家庭で育ったわけでもなかったので、これまで10種類以上のバイトも経験しました。
それから、お金を少しずつ貯めて、夢だった海外旅行や研究留学を実現し、海外大学院に進学しました。
不労収入ほしいなぁと思ってから、株式投資やお金の勉強を始めて、学んだことや改めて気づいたことをまとめました。
この記事は....
これから投資を始めようと思っている大学生向けに書きました。
具体的に言うと、20代前半で数百万円といった大きな資金をもっていない人を対象に書いています。
この記事では....
株式投資の特徴や事実を説明しながら、具体的な行動を解説します。
結論から言うと、まだ20代で資金が少ない あなたが投資すべき先は「自分自身」です。
少額の株式投資はおすすめしていますが、まず優先順位は自分への自己投資に置くべきです。
「答えは自己投資です!」と聞いてもきれいごとにしか思えないかもしれません。
しかしながら、自分を理解したり、自分自身の市場価値を上げる前に投資をしても効率が悪いのです。
僕が実際に利用しているサービスや読んだ本と一緒に紹介しています。
もくじ
大学生に最適な投資先とは
株式投資は、不動産などに比べて低額から始められるので、大学生でも始めやすい投資法の一つだと思います。
しかし、プロでもない限り、まとまった利益(数万~数十万)を得るためには、
① 長期的(1年以上~)
② まとまった資金(数十~数百万円)
が必要になります。
※もちろん、必ずしも上記の通りではありませんが、あえて目安を定量的に表記しています。
リスクが高い投資をすれば、一攫千金も可能ですが、現実はそう簡単ではありません。
逆に言うと、
短期的 に まとまった資金(数万円~)が確実に欲しいのであれば、アルバイトをして誰かの下で働くことが合理的です。
投資を始めるにあたって、そもそも自分が本当に必要でほしいものを明確にすることが最も大事です。
株式投資などでお金を増やすとしても、「なぜ」「いつまでに」「どれくらい」必要なのか、「どれくらいリスク」を受け入れられるか をはっきりさせる必要があります。
そのうえで、長期的な視点をもって、資産運用を含める自分の人生プランを立てることが必要です。
自分の価値観を磨ける投資先に投資する
これらの将来的な目標やプランを決めるのに必要は何でしょうか。
それはズバリ、自分だけの価値観です。
これが決まらないことには、自分に合った投資法や投資先は決まらないのです。
具体的には、
・いつ、どんな生活がしたいのか?
・そのためにはどれくらいの資産が必要なのか?
・どれくらいのリスクを負えるのか?
等を明確にする必要があり、突き詰めると個人の幸せ論になるので、自分自身しかわかりません。
価値観を磨くためには、旅をして知らない文化に触れてみたり、様々背景を持つ人たちとの交流をお勧めしています。
個人的には、アルバイト代を貯めて実現したアジア諸国での旅が自分の価値観を大きく変えました。
生涯年収を上げるための自己投資
次に、金銭的なリターンを得るためには何が必要でしょうか。
投資の効力を最大化するためには、まとまった資金が必要です。
まとまった資金(数百万円以上)が作りずらい大学生は、自分自身の市場価値を上げるスキルや能力を身に着ける生涯年収を上げることが合理的だと思います。
大学生のうちは自己投資を中心に行い、社会人になって、お給料がもらえるようになってから本格的な投資を始めた方が効率的だということです。
スキルとは、語学力やプログラムスキルなどが年収や就職先に影響する分かりやすい例だと思います。
興味のある企業の昇給制度を調べてみたり、収入が高い職業に就くために必要なスキルを調べてから、逆算的にスキルを身に着けていくと効率的です。
企業によっては昇給の為にTOEICの点数が必要だったりします。
スキルを上げるには続けることが必要になってくるので、自分の興味関心に合わせることができればなおさらいいです。
僕はUdemyというオンライン講座サービスで、プログラミング言語やTOEFLの講座を受講しました。
学生でも手が出せる金額で、いつもセール中に購入しています。
プロのトレーダーでも長期投資に勝つのは至難
長期投資では、損失の可能性はかなり低く、初心者であってもプロのトレーダーを超える成績を残すことが可能です。
プロのトレーダーになりたいと思っていない限り、基本的に資産の半分以上が長期投資が鉄則です。
投資額を短期で2倍にしようと考えるのは、不可能ではありませんが、かなりリスクが高い投資が必要です。
複利を利用した長期的な積立は王道で、すべての人が老後資金として始めるべきだと思います。
ただ、大学生が1、2年以内にまとまった利益を出すのに適した方法ではありません。
なぜなら、大学生は資金が少なく、大体直近のお金が必要だからです。
複利の力は絶大ですが、ある程度の資金と時間が必要です。
例えば、1000万円貯めるには、月1万円積立を利益率8%で運用すれば25年ほどで達成できます。
これからの株式市場がどうなるかはわかりませんが、これまでの近年の歴史上は実現可能な数字です。
新しいPCを買いたい!卒業旅行のお金が欲しい!というような、近い将来に必要なお金の為に株式投資は適していません。
しかし、のちのちの資金運用の面で、株式投資には大学生から慣れていた方が良いと思います。
大学生なら月5,000円でもいいので、積立投資を早めに始めてみるといいと思います。
僕はよくYouTubeで高橋ダンさんの動画を観て、勉強しています。
参考に長期投資の動画を張っておきます。
短中期投資(~数年)に興味がある人は、少額から始めるか、シミュレーションアプリがおすすめです。
無料でゲーム感覚で株について勉強できる 「株たす」 や 「トウシカ」 が初心者向けです。
僕はいきなり株式投資を始めて大損したので、始めは無料のシミュレーターで感覚をつかむのがおすすめです。
株式投資は早いうちに慣れておくに越したことはありません。僕も大学生から少額から始めておけば良かったなと思います。
まとめ
数年以内に投資額を2倍~にするようなリターンが大きい投資には大きなリスクが伴い非現実的。
まずは、自分の価値観を磨く行動や自分の市場価値を上げる自己投資がおすすめ。
とはいえ、投資は長期な視点をもって、できるだけ早くから勉強始めるべき。
株式投資は少額から長期投資を始めたり、無料のシミュレーションサービスで取引先に慣れたり、勉強から始めるのがいいと思います。
最後に、入門編の書籍として「金持ち父さん、貧乏父さん」がいいと思います。僕が友達にも進めている本です。
詳しい株式投資には高橋ダンさんの書籍 がおすすめです。2020年12月現在、2冊読破しました。
マネーリテラシーの低い日本を変えたいという高橋ダンさんの熱い想いも伝わってきます。