こんにちは、本ブログを運営している理系しまびとです。
突然ですが、株式投資と聞いてどのような印象を受けますか?
「危なそう」「自分とは関係ない」と感じる人も多いと思います。
僕は大学院の博士課程から株式投資を始めて、もう数年経ちますが、もっと早くから始めておけば良かった...と後悔しています。
この記事では、「学校では教えてくれなかった大学生でも株式投資を始める理由」について解説していきます。
これからの日本の社会を見据えて、日本の若者ができるだけ早くから株式投資を始める理由について考えてみましょう。
こんな方におすすめ
- バイトしている大学生や大学院生
- 投資に興味がある人
- 投資と聞いて「危なそう」と思う人
もくじ
日本人大学生が「今」株式投資を始めるべき3つの理由
結論から言うと、株を始めるべき理由は以下の3点です。
①早く始めた方がリターンが大きい
②現代社会なら簡単に実行・勉強できる
③超高齢社会に備えるべき
上記の理由は、特にZ世代と呼ばれるような僕らの世代(1995年生まれ~)にとって考えるべき理由になっています。
自分の親や先生の世代と状況が全く違うことを頭に入れておいてください。
そして、テクノロジーやIT技術の発展によって、昔よりもかなり簡単に早く株式投資を始めたり、情報を集めることが可能になりました。
僕は「株式は危ない」「株で損する」というような考えがありました。
しかし、株式投資に関する勉強、これからの社会の流れや自分の将来を考えていると、株式投資をしないことの方がリスクだと思うようになりました。
老後資金2000万円問題も話題になりましたが、大学生から金融リテラシーを上げて株式投資を学べば老後も余裕だと思います。
逆に、お金が貯まってからでいいやと思っていると、後々大変になるかもしれません。
大学生であっても、アンテナを立てて情報を集めている人は既に株式投資を始めています。
この記事をきっかけに少しでも多くの日本の若者が、株式投資に興味を持ってくれたらとても嬉しいです。
早く始めた方が「得」
できるだけ早く始めた方がいい理由は、得られる収益が「掛け金×リスク×時間」だからです。
リスクとは変動のことで、例えば、毎年の変動が±10%の株と±20%の株では、後者の方がリスクが高いといいます。
株式投資はパーセンテージ(割合)で利益が決まるので、掛け金を上げれば、得られる収益を上げることは可能です。
投資期間が長ければ長いほど複利の効果によってリターンを大きくすることができます。
つまり、まだまだ残された人生が長いであろう、若い世代の僕らこそ、早く投資を始めることで有利に資産運用ができるということです。
株式投資は慣れることも大事なので、社会人になる前にできるだけ早く始めることをお勧めします。
月5,000円からでも十分です。
自分のお金を少しでも投資することで、株価が変動する感覚がわかったり、経済に関するニュースに興味を持つようになったりして、社会人になってまとまった収入が得られるようになった時に、スタートダッシュできるようになります!
現代社会なら簡単に実行・勉強できる
親の世代や10年、20年までだと、現在ほど簡単に株の取引はできませんでした。
特にサービスや技術が比較的成熟している日本では、株式投資に一番手が届くやすい環境にあるでしょう。
幸いなことに、現代社会に生きる僕たちはスマホ一つで株価のチェックや取引までできたり、ニュースのチェックも簡単にできます。
また、TwitterやYouTubeを通じて、専門家の意見を無料で簡単に聞くことができます。
SNSやインターネットをフル活用すれば、将来の生活の質や資産は大きく変わることは間違いないと思います。
ここまで簡単に情報を集めることができる時代はこれまでにありませんでした。
さらに、英語を理解できれば、海外の投資家の意見も簡単に取り入れることができます。
株式投資は「情報」が勝敗を分けます。
これらの情報を知っているか知らないかで、株式投資で得られるリターンは大きく変わってくるのです。
僕らは、この高度情報社会の特徴をフル活用するべきなのです。
現代のような、無料で優良な情報が流れている社会では、行動する人と行動しない人で大きな差が開いていきます。
資産1億円以上の富裕層になることは難しくても、数千万円を老後資金として残しておくことは、株式投資をはじめとする知識があれば現実的です。
簡単に投資を始められて、無料で多くの情報が手に入る現代社会だからこそ、周りより一歩早く行動してほしいと思うんです。
おすすめYouTubeチャンネル
両学長のリベラルアーツ大学
ウォールストリートで経験を積んだ投資家のダン高橋さん
実際に始めるのは不安だと感じる人は、無料のシミュレーションから始めてみるといいと思います。
資金がまだ少ない大学生が株式価格の変動する感覚をつかんで勉強を始めるには最適です。
資金ゼロでもアプリで簡単に始められるものもいくつかあります。
日本を支える・超少子高齢社会に備える
ここでは、視点を世界において考えてみます。
世界でも最も高齢化が進んでいるのは「日本」です。
ドイツ等他の国も高齢化は進んでいますが、移民を積極的に受け入れるなど対策しています。
各国の政策は置いておいて、日本人の自分だからこそ、さらに資産運用スキルを身に着けた方がいいと思っています。
これからも長く生きて、人口の多いお年寄りを支えていかなければならないからです。あなたが20歳なら、あと80年生きると概算できます。
これからお年寄りが圧倒的に多い社会になって、高齢者を支えるために何歳まで働くことになるのか。
年金は本当にもらえるのか、生活に十分な額なのかと、心配し始めればきりがありません。
僕は、国の政策や年金よりも、自分で資産運用の方法を学んで実行したほうがよっぽど信頼できて安心できると思っています。
言うまでもなく、国の政策は個人の力ではどうにもできないからです。
でも、個人の老後資金くらいは「正しい知識」と「時間」をかければ自分の力でどうにかできます。
自分たちの将来は自分たちで守れるように、経済や資産運用に関して正しい知識を身に着けて行動していきましょう。
さらに、日本を支えるという観点で日本の現金の貯蓄率が問題の一つになっています。
日本人は他の国に比べて、現金・預金で金融資産を保持する傾向があり、日本人は投資に回すお金の割合が圧倒的に低いです。
エリア | 投資信託 | 株式・出資金 |
日本 | 4 % | 10 % |
アメリカ | 12 % | 34 % |
ヨーロッパ | 9 % | 19 % |
※引用 金融広報中央委員会 家計の金融資産構成の国際比較(2019年/令和元年)
日本には巨額のお金が眠っていて、このお金が企業への投資に回れば、日本経済が大きく変わるとも言われています。
日本経済を変えるためにも、個人の資金を形成するためにも、株式投資は必要です。
しかしながら、日本の金融リテラシーや知識は他の国と比較して遅れを取っています。
まとめ
この記事では、大学生が「今」株式投資を始めるべき3つの理由について解説しました。
株式投資や金融リテラシーについて学校では教えてくれないのに、人生でとても大事な知識だと思います。
この記事をきっかけに、YouTubeで勉強してみたり、本を読んでみたりするきっかけになっていただければ幸いです。
書籍であれば、YouTubeチャンネルとしても紹介したダン高橋さんの初心者向けの本がおすすめです。
また、ベストセラーの王道「金持ち父さん、貧乏父さん」も友達に勧めている本の一つです。
このような本をいくつか読んでいくと、投資の基本や本質が理解できてくると思います。
僕は、株式投資についての知識が浅いことが原因で、何だか怖いものという認識がありました。
ググってみたり、YouTubeを見てみたり、好きな方法でいいと思うので、まずは知ることから始めてみましょう。
この記事をが少しでも、人生が豊かになるきっかけになって頂ければ幸いです。